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【鯖尾ノート】日本保守党 政策34.留学生制度の見直し~

34.留学生制度の見直し(安全保障の観点から出身国を厳選する)


2024.3.15
自分のことを卑下するようで嫌なのですが、日本人が平和ボケだということは、お隣の国を知れば知るほど自覚せざるを得ない事実のようです。


【中国人の業(ごう)】

中共の「中華人民共和国国家情報法」というのをご存じでしょうか。


第7条に『いかなる組織及び国民も、法に基づき家情報活動に対する支持、援助及び協力を行い』云々とあります。
中国人は国家の要請があれば、スパイの援助はもちろんスパイ活動の実行を求められれば協力する必要があるということを意味しています。


断わることなどできません。それは彼(彼女)自身と家族の人生が終了することを意味します。
このブログでも何度も繰り返していますが、中国人は全員が中国共産党のスパイ(あるいはスパイ予備軍)です。
どんなにあなたが「この中国人だけは、いい中国人だ」と思ったとしても、それは単に「いい中国人スパイ」というにすぎません。
それは中国人本人が望むと望まざるに拘わらず、現代の中国人であるがゆえの業なのです。


日本人には想像もつかないことでしょう。


鯖尾の知り合いの中国人にこの件を訪ねてみたことがあるのですが、彼はただ苦笑いするだけです。
彼の心情は、平和ボケした日本人の想像をはるかに超えるものです。
そして、いくら日本人が彼に親切にふるまったとしても、彼は何よりも彼自身と家族の安全を優先する選択をするでしょう。


【国費留学生制度】

国費外国人留学生になるためには、「大学推薦枠」と「大使館推薦枠」の2つの方法があります。
「大学推薦枠」の目的を平たく言うならば、「日本に興味があって、日本について学んでいる外国の学生たちに、日本に1年間留学してもらって、もっと日本を知ってもらって、母国で日本語の教員や日本文化の研究者などになって、日本の良いイメージを母国で広めてもらいましょう」ということになります。


一方「大使館推薦枠」は、「日本と自国との架け橋となり、両国ひいては世界の発展に貢献するような人材を育成して、日本びいきの有能な国際人を育てましょう」ということになります。


いずれの推薦枠にも共通して言えることは次の通りです。


[期間]1年間
[条件]外国の大学の日本語・日本文化に関する分野を主専攻としている者で、大学での日本語・日本文化学習期間が通算1年以上の者
[奨学金]月額 117,000 円を支給(地域により2,000~3,000円の加算あり)
[往復旅費]文部科学省がエコノミークラスの航空券を交付。


個別な条件はこうなります。

※大学推薦枠

[対象者]大学間交流協定(*1)等に基づき、相手大学から公式に推薦を受けた者
[教育費]受入大学が負担


※大使館推薦枠

[対象者]大使館による推薦者
[教育費]文部科学省が負担



この制度の詳細は、以下のリンクでご確認ください。



【利用される性善】

国費留学生となるには、その条件や試験について、それ相応のハードルがあります。
自由主義国家間の交換留学生制度や、国費留学生制度は、非常に有効な国際交流の制度だと評価できます。


しかし、この制度には重大な欠陥があります


それは、無差別な性善説に基づいて考えられているという点にあります。


※浸透工作には都合の良い制度

浸透工作は都市伝説などではありません。



中共の常套手段です。
ベタな特殊詐欺に簡単に騙される日本人など、浸透工作歴100年を誇る中国共産党にしてみれば、赤子の手をひねるが如しです。


例えば、大使館(特に中国の領事)にも、親中国の領事が赴任しています。
彼女は中国のこととなると、「心はワクワク、目をキラキラさせてうっとり」するという、中共にとっては最も都合の良い無垢の協力者です。
彼女本人が意図するかどうかは別として、例えば中国人民軍の秘密工作員(もちろん超優秀)などを留学生として推薦する可能性が非常に高いと思えます。


同様に大学にも親中国の理事や教授などがたくさん存在しています。
どうして沢山存在しているかというと、それが浸透工作の手法のひとつだからです。
教育者として新中共や反日思想、反政府思想、反社会思想などの種を若者に植え付けるという手法はもっとも効果的だからです。
その教え子は、官僚、マスコミ、議員、教育者などになって、浸透している社会の弱体化を試みています。


※留学制度を使った浸透工作

大学推薦枠でいうと、
「日本人が中国の大学へ留学」
「中国人が日本の大学へ留学」
ということがおこなわれます。


このことで、平和ボケの日本人学生が、さらに親中(悪ければ反日)となります。
もちろん中国から日本へ来る留学生は、中国共産党にきっちりと教育されてから日本に来ますから、彼(彼女)らは「中国を日本のような良い国に変えよう」なんて決して思いませんし、もし思ったとしても、それをSNSにあげたり、友人に伝えるなどというような自滅行為をすることはありません。
親中の日本人が一人増えて、中国人留学生は日本でのコネクションを作り上げます。
利益があるのは中国側だけで、日本のためにはなっていません。


彼らの国家は共産主義国家で、それに逆らっては彼らは生きていけません。
共産主義には個人の自由などは家畜程度にしかありません
フェアではありませんし、平気で嘘もつきますし、人を騙しますし、足元も見ます。


性善説は、無垢な幼児以下にだけあてはまる論理です。
それを拡大適用するあたりが、日本人が平和ボケだと言われる理由のひとつです。



【中国の奨学金制度】

中国留学の補助については次の通り。


[出願料]2万円(900~1000元)
[住居]寮(二人部屋・無料)
希望して寮以外に住むことはできません。
万が一、満室で入居できなければ、校外のアパートに住むことになります。その場合、月額700~1000元(1~2万円程度)の居住手当が支給されます。
[奨学金]月額3,000~3,500元(6~7万円)
[出願資格](抜粋)帰国後協会が実施するスピーチコンテストやスピーチ交流会などの事業に積極的に参加する意思のある者。


日本と違って、往復の航空券は自腹で、居住の自由もありません。
中共主催のスピーチコンテストで、民主主義のすばらしさや習近平の独裁政権についてスピーチできるほど腹の座った日本人学生なんていそうもありません。
中国に留学すれば、自然と中共に阿るような人材が育てられそうです。




【国費でない留学はもっとヤバイ】

ここまでは国費留学についてでしたが、もちろん、一般の留学(自費)についてもいろいろと問題があります。
それは、大学における先端技術の流出です。
皆さんご存じのように、中共はパクリにたいして羞恥心を持ちません。


有力大学における科学系学科の研究員にも大勢の中国人が留学しています。


このことは例えば最先端半導体の開発などにおいても、中国側に有利に働くことになります。
半導体技術というのは、当然のこと最先端兵器において重要な技術です。
中共の兵器が高度なものとなればなるほど、中国のアジアでの覇権争いを優位にさせて、結果、中共と国境を接しているアジア諸国(日本も含む)が中国の脅威にさらされることになります。
中国に領土を侵害されたり侵犯されている国家は、日本だけではありません。
日本の平和ボケと不用心が、アジアの他の国に間接的に迷惑をかけることになっています。



【外交も相互主義がベスト】

外交も経済においても、日本は相互主義であるべきです。
一方、教育や学生の交流においては、「自由や民主主義という価値観を同じくする者同士」でおこなうべきだ、と、鯖尾も考えます。


どうして共産主義が民主主義の敵なのか、そういうことを最初によく学ばなければいけません。




-----注釈ほか-----
(*1)交換留学に関する協定のことで、「在籍する大学に授業料を納めれば派遣先大学での授業料等は免除される。」「協定校で修得した単位の一部を在籍する大学で修得したものとして認める単位互換」などについての取り決め。



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#日本保守党 #政策 #留学制度 #スパイ活動 #中共 #国費留学