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【鯖尾ノート】日本保守党 政策27.~火力発電技術の有効活用

27.わが国の持つ優れた火力発電技術の有効活用


2024.2.8


電気代、お高いと感じますか?
1.燃料費(石油・ガス)が上がっているから
2.再エネ賦課金をとられているから
3・CO2排出権の買取料が上乗せされているから


【発電の種類】

ご存じの通り、原子力、再エネ、火力など、発電方式にはいろいろな方法があります。


原子力はCO2は出しませんが、核廃棄物が出ますし、捨てる場所もありません。地震などでもし事故につながれば、他の発電方式と比べてその被害は甚大なものになります。また、高度な管理・運用技術が必要です。


再エネは高コストで国民が賦課金を払い続けなければ成立しませんし、安全性が高いと誤解されている分、事故の際の感電、有害物質の土壌浸透、水源汚染など、災害時のリスクが低いとは言えません。また施設用地での自然破壊や、天候などによる電源の不安定さ、稼働率の悪さなどのデメリットがあります。


では火力はどうでしょう。
多くの方の火力発電のイメージは、
・電力供給は安定している
・CO2やNOxをたくさん排出する
・エネルギー安全保障の問題
・エネルギー価格が不安定
などがあると思います。


でもそれって、本当でしょうか。


【最適な資源選択を】

ひとことで火力といってもいろいろとあるのですが、一般的なものは、石油・LNG(液化天然ガス)・石炭です。

※石油・LNGの特長

・産出国が限定的で市場を独占 ⇒価格変動・政治利用・輸送時の不安など
・産油国は中東・ロシア・アフリカなどが多く、政情的に不安定な地域が多い


※石炭の特長

・世界中で産出 ⇒石油・LNGのような問題点やリスクがほとんどない。



※発電コスト比較(試算)

では、発電コストはどうでしょうか。
次の数値は、資源エネルギー庁の試算(2020年)(*1)です。資源の費用はその時の想定価格ですので、石油とLNGについては大きく変動します。
石油 26.7円/kwh
LNG 10.7円/kwh
石炭 12.5円/kwh
(参考)
風力(陸上) 19.8円/kwh ⇐ほぼウソ(後述)
太陽光(事業用) 12.9円/kwh ⇐ほぼウソ(後述)


※CO2排出権購入費(試算)

前項の価格には、CO2排出権購入費用が含まれています。これはパリ協定に批准している先進国は負担しなければならないようです。


CO2排出権というのは、たとえば、別分野でCO2削減が実現できたとすれば、その削減分を買い取って、その分CO2を排出できるという仕組みです。
簡単に言うと、
1tのCO2排出権を購入すれば、1t分のCO2を排出していないことにできる
ということになります。


<CO2排出権購入費>
石油 3.5円/kwh
LNG 1.7円/kwh
石炭 3.9円/kwh


この購入費の比較により、「石油はLNGの約2倍、石炭はLNGの2.3倍ほどのCO2を出すとみなされている」といえます。石炭が最もCO2を排出するということなので、国際基準として高く設定されていますが、しかし、日本の高効率発電では、必ずしもこの数値に該当するほどのCO2を排出しているわけではないようです。


※純粋な発電コスト(試算)

実際の純粋な発電コストはこうなります。
石油 23.2円
LNG 9円
石炭 8.6円
石炭火力がダントツで効率的で、次いでLNGです。
効率的ということは、電気代が安くなるということでもあります。
電気はほぼすべての製品の製造コストに関係していますので、安い電力を使えば製品も安くなるということです。


※CO2を差し引いても石炭・LNG

太陽光パネルの製造にはCO2が排出されていますが、CO2排出権の購入費は上乗せされていません。発電時にはCO2が出ないという理由からです。しかし生産時にはCO2が発生しています。そして、多くの太陽光パネルはCO2削減義務のない中国で生産されています。
中国の石炭火力発電はPM2.5でお馴染みの旧来のもので、CO2の排出量や大気汚染物質の排出量の多さは、先進国のそれとは比になりません。機関車みたいなものです。
もちろん中国にCO2排出権の購入義務はありません。



【ほぼウソのワケ】

前述の(参考)において、
風力(陸上) 19.8円/kwh
太陽光(事業用) 12.9円/kwh
と記載しましたが、
実は完全にウソです。
おそらく恣意だと思います。

この資源エネルギー庁の試算に入っているのは、上図左下の黄色の部分だけです。
そして、赤で囲んだ部分を入れた試算が次のグラフ(2030年)の黄色い点の数値です。


事業用太陽光ではほぼ倍です。
さらに、まだここには太陽光発電所のための森林伐採や造成費用のことなどが含まれていません。
実際は試算の倍どころではないということです。


再エネを続けるなら、賦課金を国民全員でこの先もずっと払い続ける必要があります。


賛成している人だけに限定してくれればいいのに、なんでも強制するなんて、いつから日本は中国みたいになってしまったんでしょう。



【ベストチョイスは日本の火力発電】

これらの試算における石炭火力の発電効率やCO2排出量については、先進国の世界基準で計算されています。
実際は、日本の高度な発電技術によって、もっと発電コストは低くなります。
すでに、世界最高レベルの技術で、高効率、かつCO2や公害物質が低排出の火力発電が運用
されています。

(出典:日本電源開発㈱ 火力発電における発電電力量あたり SOx、NOx 排出量の国際比較)




ここまで、ざっとではありますが、電力価格、エネルギー安全保障、CO2排出、政治的リスク、管理・運用面など、いろいろな観点から見た結果、日本の石炭・LNG火力発電が最高なのだということがわかりました。


ということで、この日本の高度でエコな火力発電技術を外国に買ってもらえば、日本の主要産業のひとつになるはずで、日本保守党はそういったことができる日本を実現しようとしています。



【パリ協定は脱退すべき】

日本はCOP21(パリ協定)に批准しています。
排出制限などがありますので、「CO2排出権」を買わないと二酸化炭素を排出できません。
アメリカはトランプ大統領時代に一度脱退していますが、バイデン大統領になって再加入しています。
つまり、辞めたければ辞められるということです。
なんのメリットもないのに、わざわざ白人たちの偽善行為に加担する必要はありません。
もし白人たちが「経済制裁するぞ」なんて脅して来たら、「経済制裁するなら核兵器を持つ」と宣言しましょう。
イランのように核兵器を作ればいいのです。
あるいはトルコのように核兵器保有計画をにおわすだけでも十分に効果がある外交手段のひとつです。
「へなちょこジャップ」では付け込まれるだけです。


※中国のための再エネ

話を戻しますが、気になるのは、世界一CO2を排出している中国です。
中国は世界中のエコ活動家からスゴク嫌われています。グレタさんにいたっては「china」と口に出すのも汚らわしいと思っているようです。彼女の口から中国批判を聞いたことがないのはそのためです。
中国についてはパリ協定に批准はしていますが、非附属書I国(温室効果ガスの削減努力や報告義務が免除)とされており、中国は世界最大の排出国なのに、な~んの制約も受けていません



※茶番のカーテンコール

下の写真は、そんな茶番劇でカーテンコールに答えているオジサン、オバサンとLGBTQ+たちです。


脱退しようと思えばできるのですが、それができる腹の座った日本人はどこにいるのでしょうか。






-----注釈など-----
(*1)資源エネルギー庁の試算については、文書の後半をよく見ておいてください。前半は再エネが有利になるような恣意を感じないこともありません。試算のための変数があまりも限定的ですので、前半のデータを鵜呑みにすると、認識を間違えてしまうと思います。





>End
#日本保守党 #再エネ発電 #Greta hates China #中国 #CO2排出 #石炭火力 #火力発電 #エネルギーミックス #グレタさん中国嫌い